浮気調査を依頼する前に読んでいただきたい内容が書かれております

素行調査ではいろいろな問題において探偵は努力しています

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素行調査について

素行調査には浮気調査のように男女間の問題ばかりではありません。

対象者がどこで、誰と会って、どのような言動をしていたかを確認する調査があります。

通常、浮気調査においては対象者と浮気相手が飲食店などに入っても調査員は原則、外で待機しています。

店内では証拠となる不貞行為が行われないからです。

たとえ仲睦まじく飲食を共にしていてもまったく浮気の証拠にはならないからなのです。

しかし、企業機密情報の授受、商品の横流し、賄賂や買収における現金の授受、更に子供の素行調査では薬物犯罪の関与など、いろいろな素行調査では店内に入らないと調査目的が達成できません。

もちろん目視だけでは駄目で写真や映像に残さなければなりませんし、更に一緒に会話の録音をしてほしいという依頼もあります。

探偵の素行調査では、要所要所で行動の記録と撮影が行われ、調査後には写真を添付した調査報告書が提出されます。
案件の内容にもよりますが、対象者のある行動、例えば不倫や不正行為など、決定的な場面での写真や映像が後々の証拠となるケースが殆どであり、裁判でも証拠として用いることができます。

こういった案件は特に難しいのです。

尾行した調査員がそのまま潜入しても良いのですが訪れる店が1店舗とは限りません。

複数店舗となる場合も想定しなければならず、限られた調査員数では同じ調査員が何度も近くに座るのも怪しまれ、更に尾行も困難となります。

また運も大きく左右してきます。

入店した先が空いていればよいのですが混雑していて近くに座れないとか、個室に入ってしまうとどうしようもありません。

店員に多少のお金を掴ませ、空いたら席を移動させてもらうとか工夫はしますが殆ど思うようにはいかず、せいぜい誰と同席した程度の情報しか得られないときもあるのです。

政治家が密談などによく料亭を利用するのも肯けませんか。

最近はオートロックのマンションばかりではなく、管理が徹底している高級マンションも増え、浮気相手など対象者と接触した人物の居住先を突き止めるのが難しくなってきています。

マンションまでなら殆ど尾行によって突き止められますが部屋番号までは当日に判明させる事はなかなか難しい状況になってきています。

うまい具合に外廊下でもあれば、何階の右から何番目の部屋と特定できますがそう上手い具合に外廊下のあるマンションばかりではありません。

よく依頼者から「なんで一緒に入ってくれなかったのですか」と尋ねられます。

もちろん入れる場合には一緒に入ってしまいますが一緒に入るにはタイミングや距離間もあります。

対象者が女性で、深夜の時間帯ですとどこのマンションかも分からず、ずっと距離を詰めて尾行するなどプロでもなかなか難しいのです。

しかし、安心して下さい。

本当の探偵は若干の日数を貰えれば特定は可能です。

それと大事な事をひとつ、マンション住人や管理人などに許可無くマンション内に入るのは「住居侵入罪」(邸宅、建造物の侵入)が適用されますので探偵なりの努力は致しますが依頼人がどうにかして入れと言われると後々問題になってしまう場合もありますよ。

個人的な意見ですが歩きの尾行の中で一番難しいと感じているのは対象者が百貨店に入ったときだと思っています。

百貨店内は遮蔽物が多く、過去に何度か苦い経験をしているからかもしれませんが。

特に対象者が女性で時間つぶしやウィンドショッピングのように特に目的も無く、ぶらぶらされるときが一番困難です。

百貨店は曜日や時間帯にもよりますが売り場において客が多いフロアー、少ないフロアーがあります。

顕著な例として高級品フロアーやインテリア、食器フロアーなどは人が少なく、近づくと察知されてしまう恐れがあり、離すと遮蔽物や売り場状況で見逃してしまう場合があります。

過去に離れて目視していましたが近くにあったエレベーターに急に乗られ、間に合わず見逃してしまった事がありました。

婦人服や靴、下着、化粧品売り場ではずっと近づいて一緒に行動するのも危険ですし、そのようなバーゲン場では更に人が多く、またUターンや右、左と移動も激しく、人混みに紛れて、というケースもありました。

この様な場合、女性調査員とコンビを組んでいると本当に助かるのですが。

更にエレベーターにも苦労します。

2・3度ぐらいでしたら偶然を装い一緒に乗れますがこれが5回も一緒に乗ったり、別の百貨店に移動してまた2,3回となると余程鈍感な人でも不自然に思います。

また逆のパターンもありました。

満員のエレベーターに対象者は乗れましたがこちらが乗ったらブザーが。

最悪です。最後に乗った自分が降りるしかないのですから。

一緒に乗れなかった場合、対象者が何階で降りたかも分かりません。

こうなると最上階から全てのフロアーを走り回り、隈無く探す羽目となります。

プライベートで初めて行った百貨店に入った時には買い物を楽しむどころか、どこに階段、エレベーターがあり、出入口や連絡通路なども確認している自分がいます。

悲しい探偵の性なのでしょうね。

またサッカー場、野球場などプロスポーツの会場、人気歌手のコンサート会場などに入られた場合をあげた調査員もいました。
当日のチケットがあれば依頼人の許可を得て入りますが探し当てるのも大変です。

更にチケットが売り切れていた場合は最悪です。

終了後、どっと人が出てきて。何度か最寄りの駅で確認したケースもありますが確認が取れなかったケースもあります。

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